Raphael Satter

[ワシントン 29日 ロイター] - 米アップルは29日、人工知能(AI)によって悪意のあるハッキングツールの開発が加速しているのを受け、電子機器のソフトウエアのセキュリティープログラムの修正を迅速化することを明らかにした。AIの発展によってハッカーがセキュリティーの脆弱性を攻撃するまでの時間が短くなり、セキュリティー強化を急ぐ必要性が高まっているためだ。

これまでは基本ソフト「iOS」の更新と同時にセキュリティープログラムを修正していたが、それを前倒しすることでより早い段階で更新できるようにする。ハッカーからの攻撃を発見するなどの非常時を除けば、セキュリティープログラムの修正をiOSの更新に同梱する長年の慣行を切り替えることになる。

アップルは現在利用可能なiOSのバージョンである「26・5」を、次に予定されている「26・6」へ更新する前の段階で、修正したセキュリティープログラムを全ての利用者に提供すると説明している。

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