Marco Aquino Alexander Villegas

[リマ 29日 ロイター] - 南米ペルーの大統領選決選投票の最終集計で、故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で右派のケイコ・フジモリ氏が首位に立った。同国の選挙管理当局ONPEが29日、争われていた票の数週間に及ぶ精査を経て、集計を100%完了した。

最終集計によると、フジモリ氏は50.135%(922万3396票)を獲得。左派候補ロベルト・サンチェス氏の49.865%(917万3755票)を上回った。

フジモリ氏は長引いていた開票作業の終了を歓迎し、Xへの投稿で「謙虚さ、慎重さ、そして責任感を持って、選挙審議会(JNE)の発表を待つ」と表明した。

「全てのペルー国民にとっての秩序と希望の道を歩み始める時が近づいている」とも述べた。

フジモリ氏は、先週の時点で既に逆転不可能なリードを確保していた。

一方、サンチェス氏は結果に異議を唱える発言を強めており、フジモリ政権を承認しないと表明し、証拠を示さず、フジモリ氏に有利な選挙不正があったと主張している。

サンチェス氏はリマで「投票を守る」デモ行進を主導し、支持者に対し今後数日間でさらなる抗議行動を行うよう呼びかけている。これにより、過去10年間に大統領が次々と交代する事態を招いてきた同国の政治危機が長期化する恐れがある。

7月28日に就任する予定のフジモリ氏は、2016年以降で10人目の大統領となる。

JNEは7月3日に正式に勝者を発表する予定だが、サンチェス氏は発表を阻止するため、数日中に法的な異議申し立てを行うとしている。

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