Ashitha Shivaprasad

[24日 ロイター] - 金を裏付けとする上場投資信託(ETF)は、投資家の間で利上げ観測が引き続き強まれば、再び資金流出に直面する可能性があると、アナリストは指摘する。すでに下落している金価格をさらに押し下げる要因になりそうだ。

金現物価格は24日、ドルの上昇や金利が高止まりするとの観測から、心理的に重要な節目水準の1オンス=4000ドルを昨年11月以来初めて割り込んだ。

ジュリアス・ベアのアナリスト、カルステン・メンケ氏は「ETFの資金フローは、現物の裏付けがある商品の売買に反映されているように、米国の金融政策と密接に関連している」と述べた。

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のデータによると、金を裏付けとするETFは5月に16トンの純流出を記録し、6月前半も流出が続いた。ただ、先週は週間で4月中旬以来最大の純流入となった。

INGのアナリストは「最近の資金流入は売り圧力が緩和しつつあることを示唆しているものの、ETFへの需要は2025年当時ほど価格を支える要因にはならないだろう」と述べた。

スタンダードチャータードはリポートで、現在の価格水準ではETFが保有する金200トン超が含み損状態にあると指摘した。

金利の上昇は通常、利息を生まない金にとって重しとなる。

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