Humeyra Pamuk Phil Stewart

[ワシントン 24日 ロイター] - 米国のトランプ政権はトルコに対するジェットエンジン数十基の売却を推進する方針だ。総額は数億ドル規模になるとみられる。米連邦議会の一部議員が反対しているにもかかわらず、来月にトルコで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を控えてトルコを重視する姿勢を示した格好だ。事情に詳しい4人の関係者が24日、明らかにした。

エンジンは米ゼネラル・エレクトリック(GE)が製造し、トルコ初の国産ジェット戦闘機「KAAN」に搭載されることになる。KAANの開発は、NATO加盟国であるトルコが防衛における国内調達を強化する取り組みの一環として2016年に開始したプロジェクトだ。

関係者の1人はトルコへのエンジン売却総額が7億ドル超になると話した。

トルコと米国はトランプ政権下で総じて良好な関係を築いてきた。だがトルコがロシア製地対空ミサイルS400を導入し、それによって米国が最新鋭ステルス戦闘機F35の開発計画からトルコを排除したことで、両国は見解の相違が続いてきた。この問題によって両国の関係は試されている。

トランプ大統領は24日、トルコでのNATO首脳会議へ向けたジェットエンジンやF35開発計画などに関する方針について質問を受け、「私は多分、彼らを大きく満足させる何らかの手を打つだろう」と答えた。

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