Siddhi Mahatole

[24日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)と途上国などへのワクチン供給を担う国際組織「Gaviワクチンアライアンス」は24日、エボラウイルスの「ブンディブギョ株」に対するワクチン計画で、開発者や製造業者に情報提供を求めていると発表した。

候補ワクチンの有効性が証明された場合、製造規模の拡大を支援し、供給を確保するための資金などの迅速な利用を支えるために、Gaviは最大4000万ドルの拠出を約束している。

ユニセフはこの呼びかけを通じてスケジュール、生産計画、候補ワクチンの適格性に関する詳細情報を収集し、世界保健機関(WHO)や感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)を含む提携先との協力の下、ワクチン開発の優先順位を付ける上で役立てると説明した。

コンゴ(旧ザイール)とウガンダでの流行の原因となっているブンディブギョ株に対する承認済みのワクチンは存在しない。

ワクチン開発は国際エイズワクチンイニシアチブ(IAVI)、オックスフォード大学、インド血清研究所などの少数の機関が主導している。IAVIはGaviおよびユニセフと連絡を取り合っており、両機関からの要請に応じる意向を示した。IAVI広報担当者は、今後数週間以内にメーカーへ材料を移管する見込みで、2026年末までに臨床試験用のワクチンが準備できるとの見通しを示した。

米バイオ医薬品会社モデルナもCEPIの支援を受けてメッセンジャーRNA(mRNA)技術に基づくワクチンの開発を進めている。また非上場の米パブリック・ヘルス・ワクチンズは、米メルクの「エルベボ」と類似のワクチンを開発している。

今回のエボラ出血熱の感染拡大ではこれまでに1000例以上の症例と250人以上の死亡が確認されており、効果的なワクチンの開発が急務となっている。

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