Vivian Sequera
[カラカス 24日 ロイター] - ベネズエラの首都カラカス西方で24日午後、強い地震が連続して発生し、カラカスでは建物が倒壊した。米地質調査所(USGS)は「多数の死傷者と甚大な被害」が出る可能性が高いとみている。
USGSによると、カラカスの西約160キロを震源とするマグニチュード(M)7.2の地震が発生し、その1分足らず後にM7.5の地震が起きた。
USGSは「多数の死傷者と甚大な被害が出る可能性が高く、災害は広範囲に及ぶとみられる」とし、死者数の初期推計を1万─10万人とした。
ベネズエラ当局は死傷者数の推計を直ちには示さなかった。カベジョ内相は国営テレビで、「(カラカスでは)一部の建物が倒壊し、家屋も崩れた」と述べた。
映像には、日が暮れ始める中、カラカスで倒壊した建物のがれきによじ登る救急隊員の姿が映っていた。
この日はスペインからの独立を決定づけた1821年の軍事的勝利を記念する祝日で、地震発生時、多くのベネズエラ国民は自宅にいた。
カラカス東部に住むコロ・マルティネスさん(56)は「とても大きな衝撃音がした。家の中で物が落ち、冷蔵庫の中の水差しまで落ちた。こんな経験は初めてだ」と話した。
地震を受け、米津波警報システムはプエルトリコと米領・英領バージン諸島に津波の脅威があると発表した。ベネズエラ沖のアルバ、キュラソー、ボネールの各島も危険な高波に襲われる可能性があるとした。警報は約1時間以内に解除された。