Hiroko Hamada

[東京 23日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は9営業日ぶりに反落し、前営業日比2565円58銭安の6万9788円38銭で取引を終了、節目の7万円を割り込んだ。日経平均は前日までの8営業日で8000円超上昇しており、株高を主導してきたAI(人工知能)・半導体関連株に利益確定売りが出た。後場に売りが強まり、安値引けとなった。

日経平均は前営業日比50円高と小幅高でスタートした後、一進一退の展開が続いたが、次第に売りが優勢となり、マイナス圏に沈んだ。足元の急ピッチな株高の反動で、指数寄与度の大きい銘柄を中心に売りが強まった。

後場に入るとさらに水準を切り下げた。前日に時価総額が初の60兆円台に乗せたキオクシアホールディングスは15%超安。24日に米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算発表を控え、ポジション調整の売りも出た。一方、好材料が出た銘柄を買う動きもみられ、プライム市場では2割超が上昇した。

いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏は「足元の株高を形成してきた銘柄を中心に大きく売られている。何か悪材料が出たというよりは、ポジション調整の売りだろう」と話している。一方、売りをこなした後は再び底堅い展開になりそうだという。及川氏は「需給面では、配当再投資で相場が押し上げられる可能性もあるため、環境は良いとみている」と指摘した。

TOPIXは2.56%安の3990.38ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比2.54%安の2058.36ポイントだった。プライム市場の売買代金は13兆7350億9100万円だった。東証33業種では、水産・農林、陸運、海運など5業種が値上がり。非鉄金属、電気機器、情報・通信など28業種は値下がりした。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.92%安の696.37ポイントと、大幅反落した。

個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが10%安と大幅下落。その他、足元で上昇が目立っていた村田製作所やファナックも大幅安。フジクラは堅調だった。

産業ガスの供給などを手掛けるエア・ウォーターは大幅高。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントによる大量保有が手掛かりとなった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが366銘柄(23%)、値下がりは1154銘柄(73%)、変わらずは41銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 69788.38 -2,565.5 72404.37 69,788.38

8 ─72,618.44

TOPIX 3990.38 -104.67 4097.01 3,990.38─

4,097.01

プライム市場指数 2058.36 -53.69 2111.55 2,058.36─

2,112.62

スタンダード市場指数 1619.27 -27.46 1647.70 1,619.27─

1,647.70

グロース市場指数 896.03 -25.26 920.31 896.02─92

4.66

グロース250指数 696.37 -20.94 716.51 696.07─72

0.22

東証出来高(万株) 254137 東証売買代金(億 137350.9

円) 1

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