[ベルリン/パリ 22日 ロイター] - フランスとドイツは、戦車メーカーKNDSの株主として対等となることで合意した。両国政府が22日に発表した。欧州最大級の防衛企業上場に向けた道が開かれた。
この合意は、現在KNDS株の半数を保有する独ファミリーオーナーから同社株式の40%を取得する計画について、ドイツ議会が予算承認を行うことを条件としている。残りの半分はフランスが保有している。
また、来月予定されているKNDSのフランクフルトとパリでの二重上場に先立ち、長期的な株主のコミットメント、対等なガバナンス権、および安全保障問題に関する監督体制が定められている。
両政府は共同声明で「この合意は、欧州の産業・防衛能力を強化し、両国の軍隊を支援し、長期的に欧州の主権を強化するというフランスとドイツの共通の決意を反映している」と述べた。
関係筋が21日にロイターに語ったところによると、ドイツによる株式取得により、KNDSの企業価値は150億─180億ユーロ(172億─206億ドル)と評価される見通し。