[22日 ロイター] - ロシアの首都モスクワの当局は22日、未明に数十機のドローン(無人機)を撃墜し、空港の発着を一時停止したと明らかにした。
ソビャニン市長はメッセージアプリ「テレグラム」で、モスクワに向かっていた無人機60機近くを撃墜したと述べた。
航空当局はシェレメチェボ、ドモジェドボ、ブヌコボの各空港と、首都近郊のジュコフスキー空港が運航を一時停止したが、その後再開したと明らかにした。
モスクワでは先週にも製油所がドローンの攻撃を受けたばかり。その際の攻撃でロシアが撃墜したドローンは200機近くに上り、モスクワへの空爆としては2022年のウクライナ侵攻開始以降で最大級となった。
ロシアが併合したクリミアのセバストポリ市は22日、屋外での公共イベントを全て中止し、街灯を消したままにすると、ラズボジャエフ市長がテレグラムで明らかにした。同氏は住民に節電を呼びかけた。
ロシア人に人気の観光地であるクリミアは、市民や事業者向けの燃料販売を停止しており、供給は生活に不可欠なサービスと治安を担う政府機関に限定されている。ウクライナによる補給路や他地域のエネルギー施設へのドローン攻撃により、燃料危機が起きている。