[ワルシャワ 21日 ロイター] - ポーランドのトゥスク首相は21日、ポーランドとウクライナの大統領間の対立は双方に損害を与える戦略的な誤りだと述べた。

ポーランドのナブロツキ大統領は19日、ウクライナのゼレンスキー大統領からポーランド最高勲章の「白鷲勲章」を剥奪することを決定した。ゼレンスキー氏が、第2次世界大戦中にポーランド​人を虐殺したとされる民族主義組織のウクライナ蜂起軍(UPA)にちなんだ名‌称を軍部隊に付与し、ポーランド側の反発を招いていた。

トゥスク氏は「ポーランドとウクライナの政治家間の対立に発展することは、ビジネス面、地政学面、そして評判の面で双方に損害を与える戦略的な誤りだ」とXに投稿した。

その上で「欧州のパートナーたちとの議論において、私は損失を最小限に抑え、緊張を緩和するよう努めている。これは決して容易な課題ではない」と記した。

ゼレンスキー氏は、Xに投稿されたインタビューで、ウクライナとポーランドは「パートナーであり友人である以外にあり得ない」と述べ、政治的な対立は「極めて危険な事態の激化」につながる可能性があると警告した。

「わが国の軍人たちは、部隊に英雄的な名称を自ら選んでつけている。大統領であり最高司令官である私は、彼らを支持しなければならない」とし、「ウクライナなしでは、誰もポーランドを守ることができない」と述べた。

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