Aditya Kalra Vibhuti Sharma Aditi Shah
[ニューデリー 19日 ロイター] - インドの富豪ムケシュ・アンバニ氏率いるリライアンス・ジオ・プラットフォームズが、ムンバイでの新規株式公開(IPO)を申請したと、複数の関係者が明らかにした。調達額は約38億ドルに達する可能性があり、実現すればインド史上最大となる。
通信事業などを傘下に持つ同社の企業価値を顕在化させる狙いがある。ジオの通信事業は、単一国内での加入者数ベースで中国移動(チャイナモバイル)に次ぐ世界第2位。ジオ・プラットフォームズはメタやグーグルを主要な海外株主に抱える。
調達資金は主に通信事業の債務返済に充てる。ジオ・プラットフォームズは人工知能(AI)、クラウド、企業向けネットワーク事業も展開している。
今回のIPOはインドの資本市場の試金石となる。中東紛争で世界市場が動揺し投資家心理が悪化した影響で、インド市場はここ数カ月低調となっている。
関係筋によると、IPOの調達目標は約3600億ルピー(38億1000万ドル)で、増資後の発行済み株式数の約2.9%に相当する。企業価値は約1310億ドルになる見通しだ。