デジタル加飾技術で付加価値のある表彰状を
これは面白い――。ラボを見学した編集部は、ニューズウィーク日本版「SDGsアワード2025」の特製「表彰状」の制作を研文社に依頼した。
表彰状は会社の玄関や社長室に飾られ、いつしか「そういえば以前、こんな賞をもらったな」というぐらいの存在になってしまうかもしれない。簡単に捨てられることはないにしても、賞そのものだけでなく、表彰状にもモノとしての価値を持たせたいという想いが編集部にはあった。CO₂排出量実質ゼロの印刷という、サステナブルな価値を持つ点もよかった。
編集部デザイナーの沼沢由佳子が吉原さんと打ち合わせを重ね、研文社の誇る「デジタル加飾技術」(※)を使って、どのような表現ができるかを探った。単なる表彰状ではなく、付加価値があり、もらった人に喜んでもらえるデザインを目指した。
※従来の印刷では必要だった金型や印刷版を使わず、デジタルデータを用いて箔押しなどの表面加工を施すことができる技術。

特殊印刷の技術を使って制作した特製の表彰状(受賞企業の社名が入る前のもの)。金や銀の箔を使っており、写真では分かりづらいが、見る角度により異なる輝きを放つ Newsweek Japan
3月16日、「SDGsアワード2025」授賞式で、編集部は外部審査員の慶應義塾大学大学院・蟹江憲史教授と共に、パートナー企業56社のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの中から選んだ7部門賞と最優秀賞を発表。各受賞者にこの表彰状を授与した。
(※SDGsアワードの詳細はこちら:2030年までの達成は困難...それでも日本企業は「ビヨンドSDGs」と「三方良し」で勝つ?【第3回SDGsアワード】)
(※2025年度SDGsアワードの受賞企業の取り組みはこちら:受賞企業7社 それぞれのサステナブルな挑戦【第3回SDGsアワード】)