サッカーのイラン代表は6月14日未明、アメリカに到着した。これにより、2026年FIFAワールドカップ(W杯)にそもそも出場できるのかという不確実な状況に終止符が打たれた。
選手たちは「168」と書かれた金色の襟章を着けて飛行機を降りていた。この数字は、2月28日、イラン南部の女子校に対するミサイル攻撃で殺害された人々(大半は子ども)を指す数字だった。
【動画】「168」の追悼ピンをつけて降りてくるイラン代表の選手
イランは開催国の1つであるアメリカと事実上戦争状態にある唯一のチームだ。イランの参加は、ビザ、チケット、そして文化戦争の火種となったグループステージの試合をめぐる場外の対立を次々と引き起こし、スポーツ界最大のイベントを国同士の対立の舞台に変えた。
イランは6月15日、ロサンゼルス近郊のイングルウッドでニュージーランドとの初戦を戦ったのち、6月21日には同都市でベルギーと、6月26日にシアトルでエジプトと対戦する。チームは試合の合間、メキシコのティフアナを拠点とし、試合のためにアメリカへ入国する予定だ。
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