[パリ 8日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)は8日、同国の人口が2037年にピークを迎えるとの予測を発表した。これまでの推計より7年早く、その後の数十年で14年の水準前後まで縮小するとした。

フランスの人口動態は長らく大半の欧州諸国より良好だったが、高齢化と出生率低下から、欧州全域の財政圧迫要因となっているこの問題と無縁ではないことが示された。

INSEEは最新予測で、フランスの人口の自然増減は25年にマイナスに転じており、今後もマイナスが続く見通しとし、37年までの増加分は全て移民によるとした。

人口は26年の6910万人から、37年に6980万人のピークに達した後、70年までに14年とほぼ同じ6590万人まで減少すると見込まれる。

21年の前回予測では、ピークはこれより遅い44年で、約6930万人とされていた。

移民が減少するか、出生率が中位想定の女性一人当たり1.45人を下回れば、人口は70年までに最少で5460万人まで落ち込む可能性があるという。

また高齢化が大幅に進み、70年までには3人に一人が65歳以上と、20歳未満の割合の約2倍になるとみられている。変化が最も急激なのは最高齢層で、80歳以上の人口は約900万人と2倍超、100歳以上は4倍の約16万人に増加する可能性があるという。

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