Olivia Le Poidevin
[ジュネーブ 8日 ロイター] - 世界の核保有9カ国(米国、ロシア、中国、フランス、英国、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエル)による2025年の核兵器関連支出は前年比19%増加し、1190億ドルに達した。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が報告書で明らかにした。
ICANが9カ国の核軍備関連の年間支出を追跡し始めた20年以降で最大の支出規模となった。
米国の支出は692億ドルで、他の核保有国を合計した額を上回った。伸び率も22%と最大だった。ICANによると、米国は核軍備の再構築に加え、軍事費全体も拡大している。
中国は135億ドルで2位。前年比7%増だった。
英国はロシアを抜いて3位の支出国となり、17%増の126億ドルだった。ロシアは6%増の95億ドル。
ICANは17年にノーベル平和賞を受賞した。