Andrew Goudsward

[8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日、ブランチ司法長官代行を長官候補として正式指名した。自身の元個人弁護士を務めたブランチ氏の指名が議会上院で承認されるかどうかは、与党共和党に対するトランプ氏の影響力がなお大きいかどうかを判断する1つの重要な材料になりそうだ。

これまでトランプ氏の要求にほぼ応じてきた上院共和党だが、足元ではトランプ氏の掲げる政策の一部に抵抗姿勢を強めている。

上院における共和党と野党民主党の議席数は53対47と僅差だけに、ブランチ氏の指名が承認されるには共和党議員のほぼ全員の支持が必要となる。

トランプ氏が推進していた政府による司法の「武器化」の被害者向け補償基金設立計画が与野党双方の議員から激しい反発を招いた問題で、そうした非難の多くがブランチ氏に集まり、結局計画は撤回された。

今回の指名は、そのブランチ氏に対する議会の信任投票の意味合いも帯びている。

共和党の上院司法委員会の主要メンバー、トム・ティリス議員は、武器化基金やコミー元連邦捜査局(FBI)が刑事訴追された件などへの対応で、以前からブランチ氏に懐疑的な見方を示してきた。

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