[キーウ 8日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、米国のウィットコフ中東担当特使とトランプ米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏と電話会談を行ったと明らかにした。協議は前向きで、ロシアとの戦争終結に向けて外交努力を進める用意が示されたと述べた。

ゼレンスキー氏は「極めて前向きな協議だった」と通信アプリ「テレグラム」に投稿。「ロシアとの戦争終結に向けた外交を加速させるため、今後数週間に可能な限り積極的に取り組む用意が示されたことに感謝する」とし、「世界の関心の多くがイランに集中していることは理解しているが、欧州の平和という共通目標は引き続き議題に上っている」とした。

また、フランスのエビアンで開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)での協議事項についてウィットコフらと協議したと明らかにし、「ウクライナの立場に対する前向きな見解」に謝意を示した。

ゼレンスキー氏は7日にロンドンで英独仏の首脳と会談。スターマー英首相、メルツ独首相、マクロン仏大統領は共同声明で、戦争終結を呼びかけるゼレンスキー氏の姿勢と、米欧が積極的に参加する形でのウクライナ・ロシア間の直接対話の提案に支持を表明した。

米国が仲介するウクライナ和平協議はウィトコフ氏とクシュナー氏の主導で進められているが、米国がイラン情勢への対応を優先する中、協議は停滞している。

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