Joshua McElwee Charlie Devereux

[マドリード 6日 ロイター] - ローマ教皇レオ14世は6日、世界の指導者らに対し、社会情勢や歴史を巡って分断や対立をあおる「不毛な単純化」をやめ、問題の「複雑さ」を受け入れることで平和を求める世界の声に耳を傾けるよう呼びかけた。スペイン訪問初日、マドリードの王宮でフェリペ6世国王を前に演説した。

教皇は「今日、分極化の炎をあおって人気を得ようとする誘惑は、減るどころか強まっているようにみえる。人間の尊厳は侵され続けている」と指摘。「社会情勢や歴史を巡る分断的かつ対立的な見方は脇に置き、複雑さを実りある形で認識することを通じて、不毛な単純化を乗り越えるよう全ての人々に呼びかける」と語った。

教皇のスペイン訪問は1週間の予定で、到着前には今回の訪問が「全ての人間」への尊重を世界に示す機会になることへの期待を語った。

レオ教皇は、反移民政策とイランとの戦争を批判したことでトランプ米大統領の反感を買っている。

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