[台北 5日 ロイター] - 台湾当局によると、南シナ海北部の台湾が実効支配する東沙(プラタス)諸島付近で5日、台湾の海巡署(沿岸警備隊)の船と中国海警局(沿岸警備隊)の船が再び、にらみ合う事態となった。にらみ合いはここ2週間で2度目となる。
東沙諸島は、台湾南部と香港のほぼ中間に位置する。台湾本島から400キロメートル以上離れているため中国の攻撃に脆弱との指摘が安全保障の専門家から出ている。
台湾の海巡署によると、5日の朝、中国海警局の船を捕捉したが、同船は台湾側の警告を無視して速度を上げ、急旋回した後、東沙諸島周辺の立ち入り禁止水域に進入したという。
海巡署によると、両船はなお対峙しており、「激しい口論」を繰り広げている。
中国国務院台湾事務弁公室はコメント要請に応じていない。
海巡署は、中国船が東沙諸島周辺海域に中国の管轄権があるかのような誤った印象を与えようとしていると指摘した。
2週間前に双方の船がにらみ合いとなった際は、中国船は最終的に立ち去った。