[5日 ロイター] - ウズベキスタンで4日、ロシアが参画する原子力発電所の建設が始まった。ロシア大統領府が発表した。ソ連崩壊後の中央アジアで初の原発建設となる。

発表によると、ロシアのプーチン大統領とウズベキスタンのミルジヨエフ大統領は、国際経済フォーラムに合わせて会談したサンクトペテルブルクからオンラインで着工を見守った。

建設地はウズベキスタン中東部ジザフ州で、タジキスタンとカザフスタンに隣接している。原発の設計は2種類の原子炉を組み合わせ、それぞれの出力が約1000メガワットの大型炉2基と、それぞれ約55メガワットの小型モジュール炉(SMR)2基で構成される。

プーチン氏によると、同原発はウズベキスタンの電力需要の約15%を賄う見込みで、ロシア国営原子力企業ロスアトムがSMRを含むロシアの技術と融資を活用して建設する。

同氏はミルジヨエフ氏に対し、「ロシアとウズベキスタンがこのような真に画期的なハイテクプロジェクトを実施していることは、両国間の友好と同盟の鮮明な実例であり、両国の戦略的パートナーシップの成功とダイナミックな発展を実証している」と述べた。

ロシアは先月、中央アジア最大の国カザフスタンに同国初の原発を建設する契約を結んだ。事業費は約165億ドルで、一部はロシアからの大型輸出融資で賄われる。

ロシアはエネルギー資源や重要鉱物に恵まれた中央アジアを伝統的な勢力圏とみなしている。一方、中国や米国も同地域で影響力を拡大している。

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