[北京 5日 ロイター] - 中国の習近平国家主席が6月8─9日に北朝鮮を訪問すると、新華社通信が5日報じた。習主席にとって約7年ぶりの訪朝となる。

習主席は先月、北京でトランプ米大統領とロシアのプーチン大統領とそれぞれ首脳会談を開いた。トランプ氏は1期目に北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と3回会談しており、金氏と再び会談する用意があると述べていた。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)もこの日、習氏が金総書記の招請を受けて訪問すると伝えた。

金氏は2025年9月、北京で行われた大規模な軍事パレードに出席するために訪中している。

習氏にとって今回の訪朝は今年初の外国訪問で、同10月末にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で韓国・慶州を訪れて以来となる。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により交流が凍結される一方で、北朝鮮がロシアとの関係を深める中、中国は唯一の正式な条約上の同盟国である北朝鮮を再び自陣営に引き戻すべく動いてきた。

アジア・ソサエティーのシニアフェロー、ジョン・デルリー氏は「中国側のメッセージに込められた意味は、北朝鮮に関しては自分たちが依然として主役だということだ」とし、そのメッセージに」はロシアにも向けられていると指摘。

「象徴的なレベルで、習主席が平壌の動きに目を配っておくことは重要だ」とし、習氏が1年以内に韓国と北朝鮮の双方を訪問することは、朝鮮半島にとって「大きな成果」だという見方を示した。

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