[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」で連邦議会の外交政策報道官を務めるマルクス・フローンマイヤー氏は、ロシアのプーチン大統領の側近や国営ガス大手ガスプロムのトップと会談し、ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」の再稼働を求めた。

フローンマイヤー氏は、ロシア・サンクトペテルブルクで開催されている国際経済フォーラムに出席している。ドイツ外務省はAfDに対しロシア訪問を控えるよう警告していた。

フローンマイヤー氏はSNSへの投稿で、ガスプロムのミレル最高経営責任者(CEO)、プーチン大統領の投資・経済協力担当特使であるドミトリエフ氏と3日に会談したと明らかにした。

ドミトリエフ氏、ミレル氏、ガスプロムはいずれも、ロシアのウクライナ侵攻を受けて西側諸国が科した制裁の対象となっている。

これまでもドイツとロシアの関係改善やエネルギー供給再開を繰り返し主張してきたフローンマイヤー氏は、ミレル氏との会談でノルドストリームと、ロシア産ガスのドイツ向け供給の全面再開について協議したと説明。「ドイツ経済は深刻な景気後退の悪循環に陥っており、その主な要因の1つがエネルギーコストの高騰だ。だからこそ、ノルドストリームの再稼働やロシアとの貿易関係の再開を含め、あらゆる選択肢を再び検討すべきだ」と述べた。

ガスプロムもフローンマイヤー氏との会談を確認。ドミトリエフ氏は自身のSNSに、「ドイツで最も人気のある政党であるAfDと協力し、素晴らしい未来を築くことを楽しみにしている」と投稿した。

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