[北京 4日 ロイター] - 中国の李成鋼商務次官(国際貿易交渉代表)は、市場競争をゆがめる産業補助金の制限や政策の透明性向上を含む、公正な競争を巡る議論を支持する考えを表明した。
中国側が4日発表した声明によると、李氏は米国や欧州連合(EU)を含む20を超える国・地域の代表が出席し、パリで開催された世界貿易機関(WTO)の会合で3日に発言した。
経済協力開発機構(OECD)が今週公表した報告書は、産業向けの政府補助金が世界金融危機以降の最高水準に達し、その大部分を中国が占めていると指摘した。
中国商務省は4日、報告書に反論。産業補助金に関する中国の政策はWTO規則に「厳格に準拠している」との立場を示した。
李氏は会合で、WTOの多角的枠組みの中で多国間イニシアチブを推進するため、より柔軟かつ包摂的な意思決定を行うよう呼びかけた。