[4日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、欧州連合(EU)への加盟交渉とEUへの義務履行に関する交渉について、ウクライナは明確なスケジュールを守っていくと表明した。

前日には、EU理事会の議長国であるキプロスが、ウクライナと隣国モルドバとの第1クラスターの協議開始に向け準備を始めたと発表していた。第1クラスターでは法の支配と民主主義の基準を扱う。

ゼレンスキー氏は恒例のビデオ演説で、「ハンガリーの変化を受け、こうした交渉を前進させるための極めて明確なスケジュールができるだろう」とし、「われわれは日程を守ってきた。ウクライナが準備を整えてきた項目について、6月中に協議が始まることを強く期待している。次の一歩はEU次第だ」と語った。

ハンガリーのマジャル首相は3日、ウクライナに住む10万人規模のハンガリー系少数民族の権利を巡り、両国が合意に達したと明らかにしていた。マジャル氏は、ハンガリーがウクライナのEU加盟に同意するには、長年の懸案だったこの問題で合意が不可欠だと述べていた。オルバン前首相はウクライナのEU加盟に反対してきた。

ゼレンスキー氏は、ウクライナ当局者が加盟計画を巡ってEUと毎日連絡を取り合っていると述べ、こうした接触は「われわれのモチベーションにとって重要だ」と語った。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。