Howard Schneider
[ワシントン 4日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は4日、連邦準備理事会(FRB)の選択肢は、忍耐強く金利を据え置くか、長年目標を上回っているインフレ抑制のために利上げに踏み切るかのいずれかとの見解を示した。
シュミッド氏はオクラホマ州で開催された経済フォーラムで、「現在の大きな問題は、われわれが忍耐を続けるかどうかだ」とし、「インフレ率はおそらく3.5%程度まで上昇しており、誰もこれを歓迎していない」と指摘。その上で、FRBはこれを一時的なものとみるか、0.25%ポイントか0.5%ポイントの利上げに踏み切り抑制を試みるかの判断を迫られているとの見方を示した。同総裁は利下げの可能性については言及しなかった。
インフレが5年以上もFRBの目標である2%を上回る水準で推移している。FRBは6月16─17日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置くとの見方が大勢となっている。