[サンクトペテルブルク 4日 ロイター] - ロシアのノバク副首相は4日、国内石油生産が年初から減少していると明らかにし、製油所での予定外のメンテナンス(保守)を原因に挙げた。今年の生産減をロシア当局者が認めたのは初めて。

世界第3位の石油生産国であるロシアは、ウクライナとの戦争開始から1年余りが経過した2023年4月以降、石油生産データの公表を停止している。

メンテナンスの理由については言及しなかったが、ウクライナはここ数カ月、ロシアの製油所への攻撃を強めている。

ノバク氏はサンクトペテルブルク国際経済フォーラムで記者団に「現在の生産は確かに年初よりも多少減少している」と説明。「これはわが国の複数の製油所が現在、予定外のメンテナンスを行っているためだ」と述べた。

その上で「当然ながら、われわれは輸出インフラを最大限に活用している。製油所が完全稼働に戻れば、生産は増加し、以前の水準に戻るだろう」と語った。

国際エネルギー機関(IEA)によると、ロシアの原油生産量は4月に前年同月比で日量46万バレル減少し、約880万バレルとなった。

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