Rie Ishiguro Miho Uranaka
[東京 4日 ロイター] - ソフトバンクグループ 傘下のキャッシュレス決済アプリ大手PayPay(ペイペイ) は4日、T&DホールディングスからT&Dフィナンシャル生命保険の株式70.2%を取得し、子会社化すると発表した。生命保険事業を取り込むことで、決済や資産形成、資産運用などを含む包括的な金融サービスの提供を目指す。
取得額は1343億円。2027年10月1日に買収を完了する予定で、取得資金はペイペイの手元資金で賄う。
T&Dフィナンシャル生命はT&DHDの100%子会社。ペイペイとは別に、投資会社ワン・インベストメント・マネジメントもT&Dフィナンシャル生命の株式14.9%を取得する予定であることも明らかにした。
残る14.9%はT&DHDが当面保有を続けるが、将来、ペイペイが買い取る権利があるほか、T&Dホールディングスにもペイペイに買い取りを求める権利が付与される予定。
ペイペイは登録ユーザー数が7400万人を超える決済サービスを基盤に、クレジットカードや銀行、証券などの金融サービスを展開している。T&Dフィナンシャル生命が持つ顧客基盤と、ペイペイのデジタルプラットフォームなどを組み合わせることで、既存の生保事業に加え、デジタル生保分野の拡大につなげたい考え。