Robert Harvey
[ロンドン 2日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)のフィリップ・クーリー執行副社長(販売・トレーディング担当)は2日、需要が増加し、イラン戦争による供給危機が継続すれば、8月は原油価格が大幅に上昇する転換点となる可能性があると述べた。また、供給が正常化した後も、サプライチェーン(供給網)の回復には1年かかる可能性があるとの見方も示した。
ロンドンで開催された「中東石油・ガス会議」で、和平への不透明感が続く限り、ホルムズ海峡を通る石油輸送は部分的なものにとどまり、戦争前の水準を下回ったままになると語った。
「スイッチを切り替えるようにすぐに再開するわけではない」と述べ、サプライチェーンの一部は数週間、他の部分は数カ月を要し、完全な回復には2027年半ばまでかかる可能性があると付け加えた。