Gilles Guillaume
[ミュールーズ(フランス) 2日 ロイター] - 欧米自動車大手ステランティスは2日、2029年からフランス東部のミュールーズ工場で新型電気自動車(EV)およびハイブリッド車(HV)計3モデルを生産すると発表した。
新型車投入には、同工場向けの4億ユーロ(4億6600万ドル)の投資に加え、研究開発(R&D)に5億ユーロを投じる。R&D支出の大半を新たな電動車の基礎となる新プラットフォーム「STLA One」に充てる。
マクロン大統領は先週、ステランティスがフランスに10億ユーロを投資すると発表していた。
事情に詳しい関係者によると、先月公表された新戦略の柱となるSTLA Oneは、27年にスペインで新型小型車「プジョー208」の生産開始を皮切りに導入される予定だ。
アントニオ・フィローザ最高経営責任者(CEO)は記者団に対し、35年までに世界で新プラットフォームに基づく車両を年間200万台の生産規模にする見通しを示した。フィローザ氏は、同プラットフォームは現在の基本構造と比べて競争力が約20%高くなるとし、「このプラットフォームは、欧州で生産する中国メーカーとわが社のコストを同水準に引き下げる」と強調した。