Nicole Jao

[3日 ロイター] - アジア時間3日序盤の原油先物は1%超続伸している。イランがクウェートとバーレーンにミサイルを発射したことに加え、イランと米国の和平協議が進展を見せていないことが背景。

北海ブレント先物は1.05ドル(1.09%)高の1バレル=97.05ドル、米WTI先物は1.01ドル(1.08%)高の94.77ドル付近で推移している。

両指標とも前日は1週間ぶりの高値で取引を終えていた。

米軍は2日、イランが隣国クウェートとバーレーンに向けて弾道ミサイルを発射したが、標的に命中させることはできなかったと明らかにした。米軍は報復として、イランのケシム島に攻撃を行ったという。

また、イラン準国営のファルス通信は2日、関係筋の話として、戦闘終結に向けた合意の覚書(MOU)策定を目的としたイランと米国のやりとりは数日前に停止されたと伝えた。これに対し、トランプ米大統領はイランとの協議は継続的に行われているとし、報道内容を否定した。

ANZ銀行のシニア商品ストラテジスト、ダニエル・ハインズ氏は、イランがホルムズ海峡の大部分に機雷を敷設しているため、海峡再開に向けた取り組みが困難に直面していると指摘。「航行を試みる船舶はやや増加しているが、通航量全体は紛争前の水準を依然として大幅に下回っている」と述べた。

供給面では、2日に発表された米石油協会(API)のデータによると、5月29日までの1週間で米原油在庫は680万バレル減少し、7週連続の減少となった。

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