Takaya Yamaguchi
[東京 3日 ロイター] - 政府は3日、2026年度一般会計補正予算案を閣議決定した。歳出総額は3兆1135億円。補正後の歳出は125兆4228億円に膨らみ、追加歳出に伴う赤字国債の増発で公債依存度は26.1%に悪化する。
補正財源とする赤字国債は借換債の前倒し発行分などで補うため、市中向けカレンダー発行額は変更しない。利付年限債の増減も見送る。片山さつき財務相は「マーケットに影響を与えることなく、(補正予算の)実行は可能」と国会内で記者団に述べた。
ただ、中東紛争の着地は依然として見通せず、今後の状況次第で再び歳出圧力が強まることも予想される。高市財政への懸念が再浮上すれば、長期金利をさらに押し上げる事態にもつながり得る。
当初予算の編成時には基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)が一般会計ベースで黒字になるとアピールしてきたが、今回の補正編成で、一般会計PBは再び赤字に転じる見通しだ。