Shadia Nasralla
[ロンドン 28日 ロイター] - 英石油大手BPの会長を解任されたアルバート・マニフォールド氏は28日、コスト削減と効率改善という同氏の優先課題を社内の全員が共有していたわけではないと述べ、変革を「強く推し進めた」可能性を認めた。一方で不適切行為については改めて否定した。
同氏は、新たに最高経営責任者(CEO)に就いたメグ・オニール氏と最高財務責任者(CFO)のケイト・トムソン氏をはじめ経営幹部について「誠実さに満ちている」と評した。
BPの取締役会は26日、就任からわずか8カ月のマニフォールド氏を解任した。同氏のガバナンス(企業統治)基準に深刻な懸念があるとしている。
関係者ら4人は、マニフォールド氏の解任理由の一つとして、社内の同僚に対する攻撃的な行動を挙げた。
BPの広報担当者は28日、同社はこれまでの声明を維持していると述べた。
マニフォールド氏は声明で「コスト、業績、バランスシート、株主向けコミュニケーションを巡って変革を推し進めるという私の決意のもと、強く押し進め、人々に直接的に異議を唱えた可能性はある」と述べた。
ただ「私について虚偽が語られることは受け入れられない。BP在任中の私について話す際、匿名の陰に隠れることを許してはならない」と語った。
関係筋は27日、マニフォールド氏は解任された後、自身を代理する弁護士事務所を起用したとロイターに明らかにした。マニフォールド氏の広報担当者は28日、同氏がBPに対して取り得る措置についてはコメントを控えた。