Lili Bayer
[ブリュッセル 28日 ロイター] - 欧州連合(EU)の外相らは28日、キプロスで非公式会合を開き、ウクライナ問題を巡るロシアとの今後の協議において、欧州の代表者をロシアに選定させることはなく、EUは結束した姿勢を示すとの見解を示した。
ロシアのプーチン大統領は今月、ウクライナとの和平合意に向けたEUとの協議の調整役として、同氏を「個人的な友人」と呼ぶドイツのシュレーダー元首相が望ましいと語った。
欧州各国はこの提案を拒否しており、EUのカラス外交安全保障上級代表(外相)は28日、その立場を改めて表明した。「ロシアがわれわれを陥れようとしている罠だと感じている。その罠にはまってはならない。交渉とは常にチームワークだ」とし、「誰が交渉するかというよりも、その内容の方がはるかに重要なのだ」と語った。
イタリアのタヤーニ外相は28日、「交渉担当者を決めるのは欧州であり、プーチン氏ではない」と述べた。
EUが交渉のために特使を指名するかどうかを巡り憶測が飛び交っているものの、一部の閣僚はその議論は時期尚早だと述べている。
RIA通信によると、ロシア大統領府は27日、プーチン氏が欧州との交渉に前向きだと発表した。