Julie Zhu Anne Marie Roantree

[香港 28日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングのケリー・オルトバーグ最高経営責任者(CEO)は27日、トランプ米大統領が今月訪中した際に中国が約束したボーイング製ジェット機200機の購入について、年内に正式に決定される予定だとし、将来的にさらに大規模になり得る取引の「第一弾」に過ぎないと述べた。

投資家の間では、予想を下回る契約規模に失望の声が上がっていた。関係者がロイターに語ったところでは、今月の米中首脳会談に先立ち、約500機の購入契約が協議されていた。

オルトバーグ氏は、米国で27日に開催された会議で、トランプ氏に同行した訪中が「大成功」だったと発言。米中貿易摩擦で同社は事実上の受注凍結状態にあったが、約10年ぶりに同社にナローボディ機市場が開放されたと語った。

同氏は「良いスタートだ。その市場を開放し続けることが重要であり、今回の契約は第一弾であって、今後もさらに増えると確信している」と述べた。

関係者によると、この200機の受注確約は全く新しい契約であり、これまで未発表の注文は含まれていない。納入スケジュールはまだ確定していないという。

また、購入されたジェット機は主に中国の三大国有航空会社である中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空に割り当てられる見通しだという。

ボーイングは、オルトバーグ氏の発言以外のコメントを控えた。中国商務省および国有航空各社はコメント要請に回答しなかった。

オルトバーグ氏は「中国で500機分の受注契約を結んでくる計画は最初からなかった」と語った。

トランプ氏は首脳会談後、中国によるボーイング機購入は最大750機に達する可能性があると述べた。

関係者によると、中国はさらに数百機のボーイング機を購入する意向だが、注文の全量を一度に発表するのではなく、段階的に購入を公表する方針だ。今後さらに300─500機の購入を確約する可能性があり、これにより総数は最大700機に達する見込みという。

ただ、その実現は、ボーイングが中国の航空会社に既に就航しているジェット機の重要な予備部品を供給するという義務を履行するかどうかにかかっていると関係者はみている。

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