Pablo Sinha
[28日 ロイター] - 28日の金価格は下落し、2カ月ぶりの安値を付けた。米軍によるイランへの新たな攻撃を受けてドルが買われたほか、原油価格の上昇を受けてインフレ懸念が高まり、金利見通しに不透明感が生じた。
0409GMT(日本時間午後1時9分)時点で金現物は1.7%安の1オンス=4380.62ドル。一時は3月26日以来の安値を付けた。米国の金先物6月限は1.6%安の4377.10ドル。
ストーンXのシニアアナリスト、マット・シンプソン氏は「地政学的緊張は依然として高く、和平協議を巡る期待では空振りが多すぎた」と指摘。「ドル買いが続くと考えており、金は引き続き下押し圧力にさらされる可能性が高い」と述べた。
米当局者は27日、米軍が未明にイランで新たな攻撃を実施し、軍事施設を標的にしたほか、ホルムズ海峡周辺で脅威となっていたイランの攻撃型無人機(ドローン)4機を撃墜したと明らかにした。
イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」は28日、米国による攻撃への報復として米空軍基地を攻撃したと発表。これを受けて原油先物は3%超上昇した。