Leo Marchandon Coralie Lamarque
[27日 ロイター] - フランスの情報技術(IT)サービス大手キャップジェミニは27日、人工知能(AI)が顧客に従来のIT予算を超えた支出を促しているとの見方を示した。AIの普及が同社のビジネスモデルを揺るがすのではないかとの投資家の不安感を和らげた形だ。
キャップジェミニのアイマン・エザット最高経営責任者(CEO)は資本市場説明会で、顧客はますますAIを標準的な既存ITの更新ではなく、より広範囲な業務改革の手段としてとらえるようになっており、事業機能全体に新たな機会を生み出していると説明。「その結果、より強靭で多角化し、顧客との結びつきがより強くなるキャップジェミニが実現している」と強調した。
またAIがコーディングやその他のサービスを自動化することで、外部の請負業者への発注を減らす可能性があるとの投資家の懸念に対しては、むしろAIは顧客から受注できる業務の領域を拡大していると指摘した。
こうした需要拡大は同社の受注見込みにも表れている。フランク・グレベリー最高技術責任者(CTO)は「ここ数カ月で事業機会が爆発的に増え、受注見込み案件の規模は既に120億ドルを超えている」と明らかにした。