[27日 ロイター] - 米国で最も利用されている住宅ローンである30年固定住宅ローンの週平均金利が9カ月ぶりの高水準に上昇した。中東紛争に伴う原油高でインフレ懸念が高まり、住宅ローン金利に影響する米国債の利回りが押し上げられた。

米抵当銀行協会(MBA)が27日発表した30年固定住宅ローンの週平均金利(22日までの週)は6.65%と前週から9ベーシスポイント(bp)上昇し、米連邦準備理事会(FRB)が労働市場の軟化を防ぐため利下げを開始する前の2025年8月以来の高水準となった。

FRBはその後、一連の利下げを実施し、30年住宅ローン金利は一時6%前後まで低下した。しかし米国とイスラエルが2月下旬にイラン攻撃を開始して以降、情勢は一変した。

米労働市場は安定を維持しており、失業率は現在4.3%で昨年8月と同水準にある一方、インフレが再加速し、幅広い財・サービス価格に波及している。

MBAによると、住宅ローン申請件数は前週比8.5%減少した。借り換え需要の落ち込みが主因で、申請件数全体は昨年夏以来の低水準となった。

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