Trevor Hunnicutt Gram Slattery

[ワシントン 27日 ロイター] - トランプ米大統領は27日、イランとの紛争が長期化することによる政治的悪影響を懸念していないと述べ、11月の中間選挙によって自身が合意を迫られるとイラン指導部が考えているなら誤算だと指摘した。

トランプ氏はホワイトハウスの閣議で、イラン指導部に言及し「彼らは私より持久力があると思っていた。『持久戦に持ち込めば、中間選挙がある』と。だが、中間選挙のことなど気にしていない」と述べた。

トランプ氏は、紛争を終結させる方法について議論する中でこうした発言を行った。ただ、共和党内では、戦争が米国民に与える経済的影響を軽視するトランプ氏のこれまでの発言に対し、すでに不安が広がっている。

トランプ氏は当初、戦争は4─6週間で終わるとしていたが、現在4カ月目に入ろうとしている。

特にガソリンなど物価高に対する有権者の不満が高まり、トランプ氏の共和党に政治的圧力が強まっている。共和党は下院の支配維持に苦戦し、上院でも過半数を失う可能性があるとの見方が広がっている。

こうした不満は、トランプ氏が南部テキサス州の共和党上院議員予備選決選投票で、現職のジョン・コーニン議員ではなく、スキャンダルにまみれた保守強硬派ケン・パクストン州司法長官を支持する判断を下したことで増幅された。

テキサス州で26日に行われた同予備選決選投票では、パクストン氏がコーニン氏を破った。

トランプ氏は、パクストン氏の勝利に言及して「昨夜起きたことを見てほしい。あれは中間選挙の前触れだ」と述べた。

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