[ソウル 27日 ロイター] - 韓国サムスン電子の国内労働組合に加入する従業員は、暫定賃金協定を承認した。労組が27日に発表した。これにより、韓国経済と世界の半導体供給に打撃を与える恐れがあったストライキは回避される。

労組によると、投票に参加した組合員6万2616人のうち約74%が協定を支持した。

好調な人工知能(AI)半導体事業に連動する業績賞与を巡る5カ月に及ぶ激しい労使交渉を経て承認された。

双方は20日、組合員のスト決行予定時刻のわずか数時間前に、雇用労働相による土壇場の調停を経て暫定合意した。

家電部門の従業員を代表する少数派労組は26日、半導体部門の同僚に主に恩恵が及ぶ賃金協定の投票を差し止めるよう、韓国の裁判所に申し立てたと明らかにしていた。

承認された協定に基づき、サムスン電子は半導体部門で10年間の新たな特別業績連動賞与制度を導入するとともに、平均6.2%の賃上げを実施する。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。