[23日 ロイター] - イランとパキスタンは、戦闘を終結しホルムズ海峡を開放する修正案を米国に提示した。米国は24日までに提案への回答をする見通し。交渉に詳しいパキスタンの情報筋2人が23日、ロイターに明らかにした。

パキスタンのムニール陸軍元帥は22日にイランを訪問し、アラグチ外相をはじめとするイラン高官と23日にかけて会談した。会談後、イランは覚書の最終調整に注力していると表明した。パキスタン軍は23日、協議の結果、最終合意に向けて「勇気づけられる」進展があったと説明した。交渉に関与するパキスタンの情報筋2人は、協議中の合意は「戦争を終結させるためのかなり包括的なもの」だと語った。

トランプ米大統領は23日、米ニュースサイト、アクシオスのインタビューで、イランの最新の合意案について政権高官らと協議し、イランへの攻撃を再開するか24日に決定を下す可能性があると述べた。同氏は「われわれが良い合意に達するか、あるいは私が彼らを地獄の底まで吹き飛ばすか、50/50(どちらか)だ」と語った。

またCBSニュースのインタビューで、戦争終結に向けた米国とイランの交渉担当者が最終合意に「大きく近づいている」と指摘。最終合意によってイランの核兵器取得を阻止し、同国の濃縮ウランが「十分に管理される」ことが保証されると述べ、「われわれが望むもの全てを得られる合意にのみ署名する」と語った。

複数の情報筋がロイターに語ったところによると、提案されている枠組みは、正式な戦争終結、ホルムズ海峡の危機解決、より広範な合意に向けた30日間の交渉(延長可能)の開始という3段階を取る。

パキスタン情報筋の1人は、米国が覚書を受け入れる保証はないと述べた。米国とイランが合意すれば、イスラム教の祝日が終了する29日以降、覚書に基づくさらなる協議が行われる見通しだ。

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