Maria Martinez
[ベルリン 22日 ロイター] - 独IFO経済研究所が22日発表した5月の業況指数は84.9で、前月の84.5(改定値)から予想外に上昇し、ドイツ経済に明るい兆しが見られた。ロイター調査では84.2への低下が予想されていた。
IFOのクレメンス・フュースト所長は「3月と4月の低迷を経て、ドイツの景況感はわずかに回復した」と述べた。
現況指数は4月の85.4から86.1に上昇し、現況への企業の満足度がやや上がった。
ドイツ経済はコロナ禍以降、勢いを取り戻すのに苦戦している。中国からの競争激化やエネルギー価格の高騰が、同国の輸出主導型経済モデルに重くのしかかっているためだ。
中東紛争に端を発したエネルギー価格の高騰は、待望の景気回復をさらに脅かしている。
フュースト氏は「ドイツ経済は足元では安定しつつあるが、状況は依然として脆弱だ」と述べた。