Atsuko Aoyama

[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸し、前営業日比1654円93銭高の6万3339円07銭で取引を終えた。AI(人工知能)・半導体関連株が買われ、終値ベースの最高値を更新した。前日に制限値幅の上限まで買われたソフトバンクグループは大幅高となり、全体相場を引き続きけん引した。米国とイランの交渉進展期待で投資家心理が上向いていることも追い風になった。

日経平均は前営業日比229円高で寄り付いた後に急速に上昇幅を拡大、前場中盤に6万3000円を回復してからもじり高で推移した。後場入り後も上値を伸ばし、前営業日比で一時1748円27銭高の6万3432円41銭に上昇した。

野村証券ストラテジストの沢田麻希氏は、前場は指数寄与度の高いAI・半導体関連株が相場をけん引する動きが目立っていたとして、米半導体大手エヌビディアの決算を経て「AI需要や今後の市場拡大といった期待が継続する中で、関連銘柄が堅調な流れが続きそうだ」と指摘する。後場にかけては前場にマイナス圏で推移していた銘柄にも買いが広がったが、米イランの交渉進展期待で米株先物や韓国株・台湾株などアジア株が堅調に推移し、日経平均には追い風になったとの見方も示した。

TOPIXは1%高の3892.46ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1%高の2007.65ポイントだった。プライム市場の売買代金は9兆0968億2700万円だった。

東証33業種では、値上がりは非鉄金属や情報・通信、ガラス・土石製品など16業種、値下がりは保険や不動産、水産・農林など17業種だった。

AI・半導体関連では、ソフトバンクグループが11%超上昇したほか、東京エレクトロンがしっかり。アドバンテストは小幅高となった。太陽誘電や村田製作所なども買われた。

他の個別株では、ロボットなどを自律的に制御する「フィジカルAI」分野で米エヌビディアとの協業が報じられた 川崎重工業に買いが集まった。一方、株式売り出しが嫌気され、不動産事業を手掛けるヒューリックが大幅安となった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が3.94%高の828.32ポイントと、続伸した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが853銘柄(54%)、値下がりは665銘柄(42%)、変わらずは50銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 63339.07 +1,654.9 61913.36 61,842.56

3 ─63,432.41

TOPIX 3892.46 +38.65 3866.61 3,855.77─

3,905.13

プライム市場指数 2007.65 +19.96 1993.70 1,989.07─

2,014.20

スタンダード市場指数 1658.34 +21.90 1642.15 1,641.72─

1,658.47

グロース市場指数 1054.76 +37.27 1021.76 1,021.76─

1,055.80

グロース250指数 828.32 +31.40 800.76 800.76─82

9.13

東証出来高(万株) 240017 東証売買代金(億 90968.27

円)

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