Kentaro Sugiyama

[東京 21日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 159.01/159.02 1.1622/1.1623 184.79/184.80

午前9時現在 158.87/158.91 1.1624/1.1626 184.71/184.72

NY午後5時 158.91/158.93 1.1624/1.1626 184.71/184.78

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べてややドル高/円安の159円付近で推移した。4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がタカ派的な内容だったことを受け、ドルは朝方から底堅さが意識された。

ドルは午前10時過ぎに東京時間の安値158.81円を付けた後、午後2時までじり高となった。一時159.04円まで上昇したが、ドル/円を力強く押し上げる特段の材料は見当たらず、上値は伸び悩んだ。

<小枝審議委員の発言は「タカ派的」との声>

日銀の小枝淳子審議委員の発言もタカ派的と受け止められたが、市場の反応は限定的だった。

小枝氏はこの日の福岡県金融経済懇談会で「基調的なインフレ率については、中東情勢を受けて今後2%を超えてくる可能性もある」と指摘。「今後は政策金利を適切なペースで引き上げて、経済へのトレードオフにも配慮しつつ、物価高への対応を進めていくことが適切」と語った。

小枝氏は午後の記者会見で、足元では「物価の上昇リスクの方が景気後退リスクよりも大きくなっている」と指摘。経済・物価の今後の変化もきちんとみて政策判断していきたいと話した。

市場からは「基本的にタカ派的な内容だったが、OIS(翌日物金利スワップ)市場で6月利上げが8割くらい織り込まれている中、手掛かりにしづらかった」(ソニーフィナンシャルグループの石川久美子シニアアナリスト)との声が出ていた。

21日の海外時間には、米国でフィラデルフィア連銀製造業景況指数などが発表されるが、米国経済についてはインフレ再加速の方の関心が高く、景況感が多少下振れても相場を大きく動かす材料にはなりにくいという。

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