Miho Uranaka
[東京 21日 ロイター] - オリックスは21日、カタール投資庁(QIA)と共同で設立したプライベート・エクイティ(PE)投資ファンドを通じてシステム開発の日本情報産業(東京・渋谷)を買収すると発表した。買収額は数百億円規模とみられる。昨年11月にファンドを立ち上げてから初の案件となる。
買収後、日本情報産業にはオリックスから非常勤の取締役を数人派遣する予定で、事業成長とガバナンス体制の強化を支援する。
共同ファンドの総額は25億ドル(契約ベースで約3700億円)規模で、オリックスの髙橋英丈社長・グループCOOによると、借り入れも含めた投資総額は1兆円弱になる可能性がある。出資比率はオリックス60%、QIA40%で、オリックスは投資案件の発掘やモニタリング、経営支援を担う。
オリックスは、自己資金だけでなく第三者資金の活用によりアセットマネジメント事業を拡大する方針を掲げており、ファンドの設立はその一環。QIAにとっても、日本市場に特化したPEファンドは初の取り組みだった。