Rachel More

[ベルリン 20日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のオリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は20日に開催された従業員総会で、欧州の自社工場における生産能力過剰問題について、現時点では中国メーカーと協議を行っていないものの、この問題には対処する必要があると述べた。

「欧州およびドイツにおけるわれわれの工場には依然として過剰生産能力が存在する。競争力を維持するためにはこの問題に対処する必要がある」と指摘。「現時点では、中国のメーカーとの計画や協議はない」と付け加えた。

ブルーメ氏は先月、防衛企業との契約や中国企業との工場共有が解決策となり得ると述べ、メディアで憶測が飛び交っていた。

しかし、BYDや奇瑞汽車(チェリー)といった中国自動車メーカーが欧州での市場シェア拡大を目指している中、提携は競合他社を助けることになるのではないかという懸念の声も上がっている。

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