Nimesh Vora Jaspreet Kalra
[ムンバイ 21日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は21日、ルピーの持続的な下落を食い止めるため、国営銀行を通じて市場開始前に大規模なドル売りを実施した。銀行関係者3人が明らかにした。中銀が前回、同様の介入戦略を取ったのは今年3月。
大規模介入を受けて、ルピーはインターバンクのオーダーマッチングシステム上で1ドル=96ルピー近辺まで急騰、数分間で約0.70ルピー上昇した。
ルピーはオンショアのスポット市場で、前日比0.5%高の96.30ルピーで取引を開始した。
ルピーはこれまで連日、過去最安値を更新しており、20日には97ルピーに迫る水準まで下落していた。
イラン紛争を背景とした原油価格の高止まりがインドのマクロ経済見通しに影を落とし、ルピーの圧迫要因となっている。