Dawn Chmielewski Edmund Lee

[20日 ロイター] - メディア王ルパート・マードック氏の息子で実業家のジェームズ・マードック氏は、自身が率いる投資会社ルパ・システムズを通じて米デジタルメディア企業ボックス・メディアを買収することに合意した。

買収対象には、雑誌ニューヨーク・マガジンやボックス・メディアのポッドキャスト・ネットワーク、政治ニュースサイトなどが含まれ、全体の評価額は3億ドルを超える。

ジェームズ氏にとっては、報道やエンターテインメントの分野で資産と自身の影響力を拡大する狙いがある。

同氏は「この買収は、文化の最先端に対するわれわれの関心と、野心的なジャーナリズムに対する深いコミットメントの両方を反映したものだ」と述べた。

2人の関係者の話では、今回の取引ではボックスのポッドキャスト部門がニューヨーク・マガジンよりもはるかに高く評価されており、主要な番組を確実に確保することの重要性が浮き彫りになった。

こうした中でジェームズ氏と妻のキャサリン氏は、ボックスの主要な人材のつなぎ止めに深く関与していた。

ボックスのポッドキャスト部門と雑誌部門は、ルパ・システムズの子会社として運営される。

ボックス・メディアのジム・バンコフ最高経営責任者(CEO)は、スタッフ向けのメモで、自身がルパ・システムズに加わり、引き続きボックス・メディアの名前の下で各ブランドを率いることを明らかにした。

両社の取引は4-6週間以内に完了する見込みだという。

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