Helen Clark
[アデレード 20日 ロイター] - INPEXが西オーストラリア(WA)州ブラウズ液化天然ガス(LNG)プロジェクトの権益10.67%を取得する合意を巡り、プロジェクトをオペレーター(操業主体)であるウッドサイド・エナジーのリズ・ウェスコット最高経営責任者(CEO)は20日、優先買取権を行使して同額で買い取ることを検討する方針を示した。
INPEXは15日、ブラウズLNGプロジェクトの権益10.67%を中国石油天然気(ペトロチャイナ)から取得することで合意したと発表した。取得額は明らかにしていない。ペトロチャイナは同権益を2012年12月にBHPから16億3000万ドルで買い取った。
ウェスコット氏は、アデレードで開催された業界会合の会場で「優先買取権の行使を検討する。これはわれわれが毎回行っており、全ての企業が行っていることだ」と述べた。INPEXとはまだ協議を行っていないが、協議することを楽しみにしていると語った。INPEXについては、北部準州でのイクシスLNG施設を操業するなど「オーストラリアで実績のある事業主であり、多くの事業を展開している」とした。
INPEXの15日の発表を受け、MSTのアナリスト、サウル・カボニック氏は、イクシス施設にブラウズのガスを輸送する狙いではないかとの見方を示していた。
ウェスコット氏は、「この資産が関心を持たれることは驚きではない。われわれは開発において実質的な進展を遂げてきた」と語った。