[19日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの元人工知能(AI)担当幹部で、オープンAIの創設メンバーの一人でもあるアンドレイ・カーパシー氏が19日、アンソロピックに加わったと明らかにした。AI開発競争での主導権獲得を目指すアンソロピックの陣容強化となる。

カーパシー氏はXへの投稿で、「大規模言語モデル(LLM)の最前線における今後数年間は特に重要な形成期になると思う。このチームに加わり、研究開発に再び取り組めることを大変うれしく思う」と述べた。

AIコミュニティーで大きな影響力を持つカーパシー氏は2022年にテスラを退社するまで、同社で自動運転やAI技術の開発に重要な役割を果たしていた。

アンソロピックによると、カーパシー氏はAIモデル「クロード」に中核的な知識と能力を与える大規模な訓練を担当する事前学習チームに加わった。今週から業務を開始しているという。

カーパシー氏は、スタンフォード大学の著名なAI研究者フェイフェイ・リー氏の下で学び、オープンAIには初期メンバーの一人として参加。その後、テスラに移籍した。

オープンAIのもう一人の共同創業者であるジョン・シュルマン氏も、24年にアンソロピックに移籍している。

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