Patricia Zengerle
[ワシントン 19日 ロイター] - 米上院は19日、トランプ大統領が議会の承認を得ずにイランとの戦争を継続することを認めない「戦争権限決議案」の審議入りを承認した。米国とイスラエルによるイラン攻撃開始から80日が経過する中、与党共和党の賛成が増えた。
手続き上の採決は50対47で可決された。民主党は1人を除く全員が賛成し、共和党からも4人が賛成票を投じたほか、3人が採決を欠席した。
1973年に制定された戦争権限法は、大統領が議会の承認なしに他国への軍事行動ができる期間を原則で最長60日としており、5月1日がこの「60日ルール」の期限だった。
最終的に上院で決議案が可決されたとしても、共和党が多数派の下院でも可決する必要がある。さらに、予想されるトランプ氏の拒否権を覆すには、上下両院でそれぞれ3分の2の賛成多数を確保しなければならない。
共和党は今年、上院で戦争権限決議案の審議入りを7回否決。下院でも僅差で3回否決していた。